日記

ひとりごと

オタク自由律俳句-自担が出ないなら見なかった

「カキフライが無いなら来なかった」を読んで自由律俳句が面白いなと思ったのと、フォロワーがオタク自由律俳句を作っていて面白そうだと思ったので。

 

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出会ってもいないのに失恋

 


ファミレスで隣のオタクに聞き耳立てる

 


オタクかどうか探るまるで柔道の組み手

 


6時45分に起きれば間に合う

 


知らないアンチより近くのオタク友達

 


自担が出なければ見なかった

 


父親が一番楽しんでるクイズ番組

 


隠していたハンガーが見つかる

 


自担と音楽の趣味が合わない

 


斜め上からの布教でハマる

 


推しコンビの仕事が決まった日に作った麻婆豆腐

 


脇毛に注目してもう一度見てみる

 


誰も理解してないけどとりあえず納得した空気

 


CMになかなか遭遇しない

 


金髪ロン毛しか好きにならないと思っていたのに

 金髪やロン毛やヒゲのジャニーズが好きだった。そして今もそうであると認識している。比較的短髪が好まれるこの世の中で、わたしは金髪やロン毛やヒゲ、特にロン毛を強く推していた。Twitterで「タレント名 髪」で検索すれば髪の長いタレントに対して「髪切って」との声が上がっていた。そんな世間の声にもめげず依然としてわたしはロン毛が好きだった。いつから、何故ロン毛が好きだと思うようになったのかはわからない。高校生の頃W杯に出場するサッカー選手のヘアバンドに強烈な憧れを抱いて、自分でそれを購入したこともある。その頃にはもうロン毛を愛好していたのだろう。もしかしたらわたしが生まれて最初に見た男性がロン毛で、カルガモの刷り込みのように親しみを抱くようになったからなのかもしれない。いずれにしても、グループ内でのお気に入りは金髪やロン毛が多かった。しかし今の私の自担はどうだろうか。さっぱりとした襟足、凛とした眉、聡明な瞳。朝の情報番組のリポーターを務める。何もかもが違うじゃないか!金髪は?ロン毛は?ピアスは?ヒゲは?もしかしたら一番興味を抱かなかった人種なのではないか。でもどういうわけだか今の自担なのだ。いやいや、実は金髪やロン毛は爽やかではないというのは単なる思い込みで、今までもわたしはこんな感じの人が好きだったのだよ、なんて考えてみたりもした。しかしもしそうだとしてもカートコバーン担から阿部担は急転直下である。何がどうなってこうなったんだっけ、と2年前に知り合ったオタク友達とのトーク履歴を見返しながら考える。「ジャニオタってジャニオタになる前の記憶はないらしいよ。」

 


土下座して結末を聞き出そうとする

 


10年前からかっこいいと言っていた

 


妹のJr.大賞を手伝う

 


ジェシーが出ていたぞという報告を受けた

 


予約しなくても買えるかと思ったばかりに